2022.05.11 🐈🐱

こんにちは

「Shift + Windows + S」でPC画面を範囲選択スクショできることを知り、最近乱用しているぽて子です。これまで全画面をスクショして、貼り付けてからトリミングをするという3ステップ方式を取っていたので、時間短縮ができて便利です。

最近野良猫がかわいすぎるので、今日は猫について書きます。ぽて子は数日前まで犬派でしたが、今では見る影もなく、猫の下僕となりました。「もちまる日記(猫のYouTubeチャンネル)」の主さんの一人称が下僕なのも納得です。。。猫、恐ろしい子。街を歩いていると、犬と散歩をしている人をよく見かけますが、躾が行き届いているので通り過ぎるぽて子には見向きもしてくれません。あわよくば犬と触れ合いたいぽて子は犬の近くを通るときだけスピードを落としているのですが、効果は0です。目すら合いません。一方で、野良猫はフレンドリーな気がします。

 

D国最古の街リーベで会ったやんちゃ猫

教会の前で次の観光箇所に向かっていると正面から猫がトコトコやってきたので、立ち止まっていると、すり〜っとふくらはぎ辺りに頭突きをして斜め後ろでピタッと止まりました。猫ってどうして斜め後ろで待機するんでしょうか。私のことを将棋の金将だとでも思っているのでしょうか。くっついてくるので撫でたら怒られました笑 猫がぴょんぴょこ離れてしまったので、ついでに友人にも怒られました笑 猫初心者のぽて子には猫の心が読めません、、、、

 

その後猫の後を追ってウロウロしていると、突然塀の上にでるーんと寝っ転がって前足で友人の手をチョンチョンはじめました。ふぅー⤴︎かわいい。

 

その後、急に遊びに飽きたようで、塀を飛び降り、風で舞い降りてきた落ち葉をキャッチしようと大ジャンプしてました。うーん、気まぐれ!

 

白黒の子

スーパーの帰り道に白黒の猫が茶色の猫にかまちょをしていました。白黒といえば、最近覚醒したルフィの髪色が白くなったことで、ティーチ(黒髭)と合わせて白黒の漫画、ニカが主人公の漫画(=ラフテルの正体)なのではないだろうかという考察を見かけました。完結した漫画を一気読みするのも楽しいですが、少しずつ味わうのも楽しいですね。それはさておき、見かける猫の毛並みが綺麗すぎるのは気のせいでしょうか。

デレデレな茶色の子猫

公園までの道のりに子猫(多分1個前の写真の茶色の子)がいたので、撫でていたら膝に乗ってきました。かっかわいすぎる…全てを捧げたい… これまで(生まれてから留学まで)猫に好かれたことがなかったので、ぽて子は喜びを噛み締めながら😬😱🤯😳こんな表情を繰り返していました。D国で優しい人に囲まれているうちにぽて子もおおらかな人間になれたのでしょうか。うとうとしていて可愛かったです。去り際に肉球で手を踏まれたのもたまりませんでした。初肉球

近所の三毛猫

4月初めからちょこちょこ見かけていた三毛猫です。写真を見返すと何度か会っていました。今日もミャーミャー鳴きながら近づいてくれたのでしゃがんで撫でていたら、そのまま膝に乗られ、足が攣るかと思いました。ありがたき幸せ。でもさすがに痛かったので、降りてもらって胡座に切り替えました。近くにヤギのフンがあったような気もしますが、全てを猫様に捧げよ。ズボンは洗えばええのです。近所の農場のヤギとも着実に友好関係を築けているような気がします。呼ぶと近づいてくれるような気がします(希望的観測)。

美形な三毛猫。背中あたりを撫でていると手を舐められました。ざらざらで指がなくなるかと思いました、、、、こんなにザラザラだったなんて、、、。軽く甘噛みもされたので、撫でるのが下手で嫌われたのかと焦りましたが、調べてみるとなでなでのお礼に甘噛みをすることがあるようですね。よかった〜。そのうちピョーンと飛び、木に登って行きました。

 

さいごに

かわいいかわいいかわいい。明日も猫に会いにいってしまいそうです。猫の圧倒的な可愛さを前に、内容薄め、オノマトペ増し増しの日記になってしまいましたが、猫がかわいいので全て許されるでしょう。

2022.04.23 🌸🌸🌸

こんにちは

スプーンを洗う、ただそれだけのことを面倒くさがり、爪楊枝でコーヒーを混ぜる系じゃがいも、ぽて子です。混ざればいいのです、混ざれば。

今日は、お花見について書きます。

 

電車のボックス席に座っていたところ、いつの間にか女の子のモデルになっていました。YouTubeで「乗客を描いてみた」系動画はみたことがあったのですが、まさか自分がモデルになる日が来るとは…!!目の前で女の子が絵を描いていることには気がついていたので、目が合った際に何も気にせず「絵上手だね〜」と話しかけたところ「Youだよ」と言われてようやく気がつきました。少し話をすると、女の子は15歳で、知らない人をモデルに描くのは2回目だとのこと。記念すべき2人目になれて嬉しい!そして何より、初対面で「絵を描いても怒らないだろう」「描きたい」と思ってもらえたことが嬉しい… 女の子が1枚絵を書き上げる間、私はツイッターとライン、読書をしていました…はぁ、なんて生産性の低い行動でしょう…。こんな成人にはなりたくなかったです。あまりに上手だったので顔は半分くらい隠しておくことにしました。15歳でこんなに絵が上手いとは…いつか美術館で同じサインを見ることがあるかもしれませんね。

 

青空、湖、自然ときたら迷わずサンドイッチ!バターたっぷりで美味しかったです。

 

カステレット要塞から見た桜。

カステレット要塞はコペンハーゲン港を守る目的で建設された、星型の要塞です。Wikiの「状態」の欄に「Well preserved」と記載されているほど、北欧の中でも良い状態で保存されています。近道をしようと、要塞を突っ切ってフェスティバル会場に向かったのですが、簡単に出入りできたら要塞の意味がありませんよねー。半周して、さらに歩いて会場に向かいました。

 

どこを切り抜いても映える!!!

 

映える!たんぽぽも満開!

 

…うーん、映えない!!

以前ボートツアーに乗った際も現地のツアーガイドに「あちらに見えるのが、皆さんが“期待している“人魚像」と自虐的に紹介されました。実物大で且つシンプルなので写真映えはしませんが、近くで海を背景に見ると、綺麗です!目立たず自然に溶け込んでいるのが、実在したのかしていなかったのか現実と空想の境界線をぼかしているようでロマンチックに感じます。

 

人魚像の近くで友人と共に友人の友人を待っているときに、海面上昇を意識させることを目的として最近作られたベンチがあることに気がつきました。2100年の海面の位置にベンチの高さが設定されています。コペンハーゲンでは10個のベンチの高さが1m高くなったようです。

Copenhagen Is Raising Its Benches To Bring Awareness to Sea Level Rise - NowThis

 

桜も満開で綺麗でした!ソメイヨシノよりも密に咲いている気がします。コスプレをしている人も多く、日本のフェスティバルという感じでした。写真の左にも甲冑を着た人が写っていますね。

 

最後に

D国でも桜が見れて春を感じられました!日本と比べると1ヶ月ほど遅いのもD国らしいです。もう1箇所桜の咲いているところ(Bispebjerg Cemetery)にも行きましたが、おしゃべりに夢中で写真を撮っていなかったので人魚姫付近(Nordre Toldbod 1259)の桜の写真だけあげました。

 

2022.03.31 💈💇‍♀️

 

こんにちは

日本のポテチが恋しすぎて思わずカルビーのオンライン工場見学に参加してしまったぽて子です。クイズや生中継など1時間とは思えないほど充実した時間でさらにポテチが食べたくなりました。…あれ、本末転倒…?

今日はD国で初めて行った美容院について書きます。

 

 

まず美容院決めですが、価格と場所を主な条件に選びました。美容院の相場は、女性が1万円、男性が5千円ほどでした(どのサイトで調べたかは忘れました)。下記サイトからは散髪にかかる費用がデンマークノルウェーアメリカ、日本…の順に高いことがわかります。北欧は全体的に物価が高い印象だったので納得の順位でしたが、日本が上位にランクインしているのは意外でした。上京直後は2000円カットで納得していたので、平均的に7000円弱かけている人が多いことにも驚きです。

世界の散髪にかかる費用:The Cost of a Haircut in Every Country - NetCredit Blog

 

切ってくれたお姉さんは英語が得意でないと言っていたので、翻訳と事前に用意した画像で長さやイメージを伝えました。全てはD語が話せないぽて子が悪い。。。ありがとうDeepL、ありがとうGoogle翻訳長さは後ろで束ねられるくらいで、内巻きになるように段を入れて欲しいと伝えました。D語でもレイヤー呼びなことに親近感が湧きました。

金髪と黒髪では髪質が違うので、実はぽて子の知らないD国特有の手順があったり?と期待していたのですが、シャンプー→乾燥→カット→乾燥(最終)と、流れは日本と同じでした。日本人の中でも太い髪を持っている自信があったので、切ってもらっている際に「(髪の毛)太いでしょう☺️」と聞いたところ、「それよりも毛量が多い」と言われました。食い気味に言われたので、相当多いのでしょう笑 いっぱい梳いてもらいました。

 

うっひょ〜、イメージ通り!

 

さいごに

D国初めての美容室は理想の髪型で終わりました💸 言語の壁があったにもかかわらず、ちょこちょこ雑談を挟んでくれたお姉さん優しかったなぁ。

2021.12.25 🗒🛩留学手続き🇩🇰

こんにちは

覚えたてのデンマーク語を使ってみたくてバスの隣の席になったおばあちゃんに「今日寒いね」と話しかけたところ「私英語できない(焦)」怖がられてしまったぽて子です。私の心も猛吹雪…

最近友人経由で留学相談に乗ることが増えたので、今日はメモも兼ねてデンマーク留学までの手続きについて書きたいと思います!最後によく聞かれる質問とその回答もメモします!

 

はてなブログを始めて3ヶ月目にしてようやく存在を知った目次機能٩(๑❛ᴗ❛๑)۶(下書きを描き始めたのは12月末だったのに実際の投稿は5月ですよ、、、)

 

 

滞在許可証(ST1 VISA)〈手順〉

① New to DenmarkにてCase order IDを発行

② 手数料を支払う

③ 書類準備

  ②のレシート、パスポート全ページのカラー写し、(日本の大学の)在籍証明書、奨学金や残高証明書等の金銭的に自活できることを証明をする書類

④ VISA申請書に記入

  留学先の大学記入欄と自分が記入する箇所がある

⑤ VISA申請書を提出

⑥ 生体検査(Biometrics)

  VISAセンターにて書類を提出し、指紋を取ったり、写真を取ったりする

 

〜VISA申請に関するわかりやすいサイト〜

デンマークのビザ申請方法 | ETIAS application site

 

 

滞在許可証(ST1 VISA)〈私の場合〜やらかしの対処を添えて〜〉

七夕の日

・コロナで一度中止された留学がワクチンを接種があれば渡航しても良いことになり歓喜する。

7月中旬

・⑥のBiometricsを| vfsglobal - vfsglobal(ビザセンター@東京)で行う。

・パスポートはカラーコピーが必要だったらしく、急遽近くのコンビニで2000円近く払い、全ページをプリントアウトする。ネットでは白黒でも良いという情報もあったが、ぽて子のとき(2021年)はカラーコピーが必要だったので要注意。

 

8月下旬

デンマークに入国 ※90日間はVISA無しでも入国をすることができる

・(在留届はネットでぱぱっとできるので楽だった)

 

9月中旬

・残高証明書が足りないと手紙がくる。

・日本の銀行は対面での申請でないと残高証明書が発行できないので、ネットバンクの残高のスクショで乗り切る…

9月末

・パスポートが白黒コピーだからカラーコピーを送るよう言われる。

・2000円かけてコピーしたはずのカラーコピーはどこへ行ったのやら、、、PDFでも良いと言われたのでCamscannerで乗り切る…

 

10月末

・VISA到着

 

最終的にはVISA発行に3ヶ月がかかりました。日本に限らずビザセンターでの書類の紛失はよくある話のようです。K国出身の友人は申請書そのものを紛失され、2ヶ月近くその事実すら知らないような状態でしたし、友人の友人はビザが一向に届かないので電話をしたところ申請の記録すらなく、最終的にはビザなし滞在が可能な90日間が終了する前日にギリギリ発行が間に合って冷や汗ものだったようです。ぽて子自身何十回と電話をかけ、滞在63日目にようやくVISAが届いたのでストレスがすごかったです。携帯の通話履歴がメンヘラ彼女みたいになっていました笑。あと私の野口2人…2000円…💸

 

〈さまざまなやらかしを重ねた結果わかったこと〉

※2021年8月時点のことなので、現在の状況と異なる場合があります。

●  VISAがなくても90日間滞在が可能。また、VISAの有効期限が切れた後も90日間の滞在が可能

●  VISA取得後にパスポートを更新した場合、VISAを取り直す必要はない。また、パスポート情報を送付する必要もない。

●  パスポートの有効期限の3ヶ月前までしかVISAが発行されないので注意が必要。

●  コペンハーゲンでパスポートを更新する場合、現金での手数料の支払いが求められるため注意が必要。

 

 

大学への提出物

留学届や奨学金関連、保険書の写し、留学目的記入シート等の20近くある書類。大学によって異なるのであまり参考にもならないと思い省略。

 

 

よく聞かれる質問コーナー

(質問)デンマーク語話せないけど大丈夫?

(回答)スーパーでも道端でも日常生活は英語で意思疎通ができるので大丈夫。特に若い人(大学生〜40代)はネイティブレベルの英語力で、訛りすらほとんど感じられない。ただ、アパートの契約などの書類はデンマーク語で書かれているので翻訳が必要になる。スーパーの商品名などももちろんデンマーク語で書かれているが、Google翻訳のカメラ機能を使えば大丈夫!

 

(質問)水道水は飲める?髪はキシキシになる?

(回答)飲める。匂いも味も特徴的だが、飲むことはできる。人によっては豊富なミネラルでお腹を壊すかもしれないが、日本人の友人はデンマークの硬水を飲み始めてから肌がツヤツヤになった気がすると言っていたので人によっては合う場合もあるみたい。髪は水が原因なのか乾燥が原因なのかわからないが、キシキシになる!

 

(質問)ST1ビザ(=学生ビザ)の発行にどれくらい時間がかかる?

(回答)ビザセンターは1〜3ヶ月かかると明言している。私の場合は書類の紛失など含め3ヶ月かかったが、同時期に申請した友人(7月の申請)は1ヶ月で発行されていた。留学の渡航が多くなる9月頃は忙しいようなので(電話をかけても24人待ち)、その時期に申請すると不備なしでも2~3ヶ月ほどかかるのではないかと思われる。

 

(質問)保険申請に必要な留学先の試験日などはどこでわかる?

(回答)「留学先の大学名 academic calendar」で検索し、去年のテスト日を参考にする。運が良ければ次の年のスケジュールも出ているかもしれない。

 

(質問)今どれくらい寒い?どんな服装?

(回答)12月末の現在の気温は1〜2℃(時々0℃を下回る)。最近はヒートテック+ニット生地のトップス+上着という格好をしています。11月〜12月の段階で東京の1〜2月の服装の人が多い印象。

 

(質問)コペンハーゲンカードは便利?

(回答)1日に3箇所以上観光地を訪れるのであれば便利。それ以下であれば1日乗車券を買う方が得だと思われる。

 

最後に

これでもかというほど手続きに躓き、考えうるほとんどのやらかしを踏み抜きました。元々手続きや準備が苦手な上に、コロナによって状況がめまぐるしく変わる中、ネット上の情報も信じられず、正直入国前から頭がパンクしそうではありましたが、なんとか無事入国&滞在することができてよかったです。

「こんにちは。XXに留学予定のの〇〇です。」の自己紹介の一文から台本を作るほど苦手だった電話は、大使館やビザセンター、病院、大学などさまざまな機関に大量にかけまくったおかげで気がついたときには台本なしでもかけられるようになっていました。

やらかしの思い出が付随する準備期間はいい思い出とは言えませんが、自立しきれていなかったぽて子にはよく効く薬でした。

2022.04.18 ロスキレ大聖堂

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こんにちは

コロナから蘇りしぽて子です。屍(貯めに貯めた下書き)を踏み越えて今日はロスキレ観光について書きます。

 

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コペンハーゲン中央駅でチケットを買い、20-30分ほどかけてロスキレ駅へ向かいました。目的はもちろん世界遺産ロスキレ大聖堂を見ることですが、時間があったのでグーグルマップの「ランドマーク」に表示された場所も周ります。ぽて子はグーグルマップ信者なので、グーグル大先生が「ここがランドマーク」と言えば、そこは観光箇所です(暴論)

 

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まずは駅近くのオブジェ。この落書きされた壺には、Henrik Nordbrandtの詩集「Dream Bridges」の中の「Junker Kristoffer」の抜粋が刻まれているようです。Wikiによれば、この詩集は2000年の北欧理事会文学賞を受賞しているので、芸術的で高度な内容なのでしょう。日本語訳は無かったので英語訳を探しましたが、2、3回の検索で出てこなかったので早々に諦めて次へ向かいます。

https://ja.wikipedia.org/wiki/北欧理事会文学賞

 

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D国でもようやく桜が咲き始めました。最近は天気の良い日は10度くらいになります。暖かくなり、日照時間も延びてきたので嬉しいです!

 

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ロスキレに限らず、店外に花を飾る花屋が多くてがかわいいです。飾る花瓶がないので買ったことはありませんが、花束を抱えている人々を眺めるだけでも大満足です!多分ぽて子は時代が違えば、鰻屋の香りでご飯を食べていたタイプの人間でしょう。

 

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旧市庁舎です。中には入れなかったので外観のみ。家の近所の市庁舎に似ているので親近感が湧きました。D国内の旧市庁舎はどの街も似ているような気がします。サンプル数は5です。

 

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旧市庁舎の前の広場(Stændertorvet)には、カラフルな牛のオブジェが設置されていました。よくわかりませんが近くにあった解説によれば、牛のツアーの出発地がロスキレのようです(???) 写真はツアーに参加する牛たちです。(え、まさか本物の牛のツアーではないよね…???)

 

ロスキレ大聖堂

さてここからはメインイベントの「ロスキレ大聖堂」の内部です。チケット代40DKK(≒735円)の元を取るかのようにじっくりねっとり見て回ります。円安がつらいです。渡欧直後の為替レートなら約692円だったのに…D国が現金社会で、留学開始とともに大量換金をしていたら今頃お金持ちだったかもしれません。ぐぬぬ。参拝者を写さなければ写真はいくらでも撮っていいとサイトに書いてあったのでたくさん撮ってきました。

 

ロスキレ大聖堂にはD国の歴代国王が葬られています。また、木造聖堂をゴシック様式とロマネスク様式を併せ持つような形で建て直しているため、10世紀から12世紀の聖堂建築の変遷を肌で感じることができます。そのため、世界遺産詳解の解説にもあるように「ヨーロッパの宗教建築史を知る上で重要な建築物であることが評価され」世界遺産に登録されました。

 

D国の歴史には疎いので解説を読んで初めて知ったことばかりです。聖堂の中央奥にはマーガレット1世の棺があります。

 

マーガレット1世の棺

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解説より:Valdemar4世の娘。10歳でノルウェーの王子と政略結婚。22歳の時に王である父が亡くなると、息子のOlufが大きくなるまでデンマークを支配した(あくまで息子の母として)。しかし10年後に夫と息子が亡くなると、「Soverign Lady and Ruler」としてデンマークノルウェーの王位についた。

 

聖堂のサイドの小部屋に棺が置かれています。棺一つ一つに時代背景や主の性格が表れていたのが印象的でした。全ては写真に収めていないのですが、左上から順に、

です。文字が写真にかぶっているので、文字無しバージョンも貼ります!

 

◆Christian 3 

解説より:クリスチャン3世がルーテル派だったため、貴族たちは彼の国王即位を拒否。クリスチャン3世派とクリスチャン2世(王)派の間で内戦が勃発し、3世派が勝利を収めた結果、ルーテル派の教会がD国で広がった。(カトリックは禁じられた)

棺の作成には11年を要した(横領や盗難などにより)。棺を囲っているのはローマの護衛で、横たわっているのは「審判の日(Judgement Day)」を待つ王の像。上の像は王が神と人との懸け橋であることを表している(多分)。

 

◆Frederik 3

解説より:フレデリック3世が即位した時点で国はほぼ破産状態だった。貴族は3世の権力を大きく制限することを条件に即位に賛成した。フレデリック3世はスェーデンとの戦争を始めたが、悲惨な結果については貴族のせいにした。国を守る有志に感銘を受けた中産階級の熱狂的な人気を利用し、選挙王政から絶対王政へ切り替えた。以降全ての決定を一人で行った(貴族と権力をシェアしなかった)。1849年に絶対は廃止されたが現在でも世襲王政は続いている。

フランスの影響を受けた豪華なバロック様式の棺。側面はデンマークの鎧で飾られており、エレファント勲章が下げられている。正面にはローマ皇帝として描かれた王がmilitary standards、鎧、捕虜に囲まれている様子が描かれており、背面には「年老いて髭と翼の生えた男性」によって「死」が描かれている。

追加情報:https://ja.wikipedia.org/wiki/フレデリク3世_(デンマーク王)

◆Christian 10

◆Christian 9 & Louise

◆Frederik 6

◆Christian 8

◆Christian 7

◆Frederik 8

・・・いっぱいダァ(諦め)

list of Danish monarchs | Britannica

 

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この部屋だけ他の部屋とは打って変わりデザインが描かれていました。緑豊かなブドウの木らしいです。

 

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よく見ると人の顔でびっくり。不気味。。。

 

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イタリアの教会に比べると全体的に質素なデザインが多い印象です。この星が描かれた天井を見て、バチカンの「システィーナ礼拝堂」の天井が元々夜空の絵だったところをミケランジェロのフレスコ絵画で修復された話を思い出しました。人気のデザインだったのでしょうか・・・?

 

部屋によってスタイルが大きく異なるのが不思議。。。

 

王の扉 (左:内、右:外)は結婚式・葬式・堅信礼後の出口としてしか使うことができません。入り口として使われるのは王室訪問の時のみです。

 

ロスキレ美術館

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美術館には15時ごろに着いたのですが、店員さんが「閉館まで1時間しかないからゆっくり回れないでしょう。半額にしておくね」と気を利かせてくれました。提案をされたときは突然の優しさに驚いて、利益は大丈夫なのかとか悪い人に捕まらないで欲しいとか変な考えばかりが脳内を駆け巡っていました。

 

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館内はぽて子しかいませんでした。静けさに包まれた美術館って意外と怖いですね。自分の足音に怯えながら鑑賞しました。人骨やミイラがポーンと置いてあってビビりました。怖かったので美術館RTAをプレイしているのではないかと錯覚するくらいの速さで回りました。ロスキレが栄えた時代の学校教室を模した部屋に入ると、私に反応して自動音声とBGMが流れ始めたのですが、心臓が止まるかと思いました。30分もかからずに全ての部屋を回ることができました。RTA成功です。。。

 

旧市庁舎前の広場でご飯が食べられそうだったので、オープンサンドを食べました。D語では、「Smørrebrød」と言うのですが、「Smør」がバターで「Brød」がパンなので、直訳ではないのが面白いです。以前D国の友人に「オープンサンド大好き」と伝えたところ、「オープンってなんやねんと毎回思う」と言っていました笑


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ロスキレは私が留学以前にイメージしていたD国の街並みという感じの華やかさでした!人は少ないですが、カラフルで本当に可愛いです。


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さいごに

はぁぁぁぁほんっとうにかわいい街でした!テスト期間に入る前に下書きを書き上げていこうと思います。途中で解説を諦めた人がいたような気もしますが、気のせいだと思い込むことにしましょう。。。

 

2021.12.05 ☃️❄️🧤

こんにちは

友人にふざけて「ラーメンの最上級の食べ方は最後に米を入れてカロリーを掻き込むことなんだよ〜」と教え込んでいたところ、「ティーに米を入れる国もあるらしいね」と言われ、へ〜面白い国もあるね〜とひと盛り上がりした後にお茶漬けのことだと気づいてしまい、人生最速で前言撤回したぽて子です。Teaと言われ、真っ先に思い付いたのが紅茶だったため、他人事だと思っていましたが、まさか母国の話だったとは😂お茶漬けの素を持ってきているので今度一緒に食べようと思います!

 

ついにD国で雪が降ったので、今日は雪について書きます!ぽて子はこれまでの人生で8回引越を経験しているのですが、全て暖かい地域だったのでしっかりした雪に耐性が、、、耐性がありませ、、、耐性の伸び代がたくさんあります!!!!

 

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(1枚目の写真がサムネ?になるので時系列を無視して貼られた雪だるま)

 

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この日(雪2日目)は朝8時から授業があったので、まだ誰にも触られていない綺麗な雪を見ることができました!!

 

普段は自転車通学なのですが、流石に雪道上を自転車でぶっ放すのは危険なのでバスで通学しました!突然の雪だったからか道が混雑していて、珍しくバスが大幅に遅れてやってきました。そこから更に1駅分移動するのにおよそ10分(普段は1−2分くらい)かかり、この時点で遅刻が確定していたぽて子はすでに落ち着きを取り戻しており、バスの中からも連写するほど雪に夢中でした。

 

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5cmくらい(建物の影など雪がたまりやすい部分は15cmくらい!)積もっていました!

ものすごく歩きにくいです、、、この時間帯は雪がまだ凍っていなかったため、あまり滑ることはなかったのですが、雪に埋もれて足が重かったです。20分くらい遅刻しているので諦めてゆっくり歩いて行きました。

 

大学

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。。。頑張って通学しましたが、オンラインに切り替えられており泣く泣くカフェテリアから参加することにしました。。。。(爆破予告が来ても通常通り授業を実施する弊学(日本)で麻痺してしまったぽて子…)この日の授業は「D国の社会」(D国の文化や教育、歴史、D国の大企業など、D国について学ぶ科目)でした。このクラスの講義は一通り終わっており、今は最終レポートに向けての準備期間という感じです!そのため、今は講義のような授業に代わりStudy cafeという時間内に生徒が自由に教授に話しかける時間が設けられており、生徒は質問があればcafeに参加・質問がなければ不参加という授業形態になっています。

急いでZoomに入ると教授と私しかいませんでした、、、誰もおらずちょっと寂しそうな教授とイアフォンが無いためチャットで話しかけるカメラオフの私、、、、仕方がないので、カメラオンでチャットをする教授と私、、、、(1対1の気まずさに耐えられず、友人はZoomに入って秒で逃走したと言ってました🤣あまりの速さに教授は気づかなかったんじゃないかとも言ってました笑)今日の教授は私のレポートテーマとは関係のない方なのですが、優しいので授業に潜ろうと思っていたらまさかの1対1、、、でもやっぱり優しいのでレポートの相談に乗ってくれました。

実際のスーパーバイザーの教授も肯定的でD国が大好きでかわいいです。語彙が豊富で早口なので勝手に厳しそうなイメージを持っていたのですが、レポートのテーマを決めた際にニコニコ「いいねいいね〜、それを書くならソースをしっかり見つけないとね」と全肯定からのアドバイスという子育本の手本のようなフィードバックをくれました。

 

そんなこんなでレポートの相談が終わり、色々あって(省略)、帰路に就きます。もちろん雪で遊びたいので即刻帰宅しました。

 

まずは、足跡を大量につけました。写真でもわかるようにかなり積もっています☃️

 

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この時間になると人が通った道の雪が凍っていて、朝とは違う理由で歩きにくくなっていました。靴下を履いた犬のような歩き方で帰ります。

 

半透明の道は歩きやすそうに見えてツルツル滑ります(そりゃそう)。知識としては知っていても、実際に歩いたことはなかったので楽しかったです!側から見ると変な歩き方の人にしか見えなったでしょうが、、、、

 

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逆に、白い道は雪の層が厚くなく、また凍っていないので歩きやすいです(そりゃそう2回目)。

 

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途中で凍っていた自分の自転車を拾い、

 

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雪の上を転がしたり、

 

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ブレーキが効かず焦ったりしながら家に帰りました。

 

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近くで雪いがたくさん積もっているところがあったので、自転車を脇に止めて雪だるまも作りました。雪がサラサラだったからなのか、単にぽて子が下手だったからなのか、小さい雪だるましか作れませんでした、、、、

 

 

雪3日目はG国出身の友人(Gちゃん)とベトナム料理に行きました。はじめのラーメンの話をした友人です。ぽて子はD国に来てなぜかベトナム料理にハマっています。Gちゃんがまだ食べたことがないと言っていたので、一緒に行きました!

 

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Gちゃんはランタンウォークというイベントで会った友人の友人です!シャーロックホームズが好きで、この間一緒にシャーロックホームズパブにも行きました!ホームズの像の前で一緒にオタクっぷりを発揮して意気投合したのでぽて子は相棒だと思っています笑

箸置きの作り方を伝授しました。本当はかっちょいい鳥バージョンを教えてあげたかったのですが、作り方を覚えていなかったので簡単なM字の箸置きです。

ぽて子が「ホームメイド」という言葉に弱いことや、レモネードがGちゃんの幼少期に気に入っていたシャーベットに似ていること、両親は箸を使えないのにGちゃんはなぜか上手に使えること、クリスマスにはお気に入りの木を選んで家族でデコレーションすること、長女のGちゃんはてっぺんの星をつける重要な任務を任せられていること、雪で滑って転ぶ心の準備ができていないことなど色々な話をしました。Gちゃんは夜にチボリ公園に行くと言っていたので、早めに解散しました。

 

1人で歩いていると、屋台を見つけました。以前、D国の友人がburnt almondsと教えてくれました。「え、焦げてるの」と聞くと、「焦げてないよ。キャラメルと和えているけど、burnt almondsってD語では言うの〜。なんて訳すんだろ」とDNちゃん(Dちゃんは既にいるので)が言い、シェフのKちゃんが「Caramelized almondsだよ」と教えてくれました。

 

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せっかくなので買おうと思ったのですが、現金とモバイルペイしか受け取っていないということで、泣く泣く諦めることになりました。

しかし、店員さんのお姉さんが「でも味見して行きなよ😉」と手のひらにたくさん乗っけてくれて食べることができました!

 

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お姉さんの優しさも相まって、ウルトラスーパーベリベリ美味しかったです。

 

街のイルミネーションもオーロラみたいで綺麗でした!

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最後に

D国の友人に「3日連続で雪降ってるけど、ここから先ずっと降るの・・・?」と聞くと、「そんなことはない😂安心しろ。むしろ雨がいっぱい降るよ」と言われたのでちょっと安心しました。初日はあんなにワクワクしていたのに、3日目にして思い通りに歩けない雪道に飽きてきていたので、、、限界効用の逓減ってこんなに急に来るんだと謎に感心しました。滑って怪我だけはしないように気をつけます。

2021.10.15 👩🇩🇰🇯🇵👩

こんにちは

にんじんをみじん切りしていたことろ、小指も一緒に刻んでしまったぽて子です。しかも、1回目で気が付かず、2回切ってました・・・くっ、俺でも見逃しちゃうね。食器洗いなどで絆創膏がすぐにふやけてしまうので、入国後に箱買いをしていて正解でした。あの時自転車からズッコケた私、そして間違って小さいサイズの絆創膏を買った私、本当にありがとう。手元に絆創膏があったおかげで1ヶ月後のぽて子が助かったよ。…いや、どんだけそそっかしいんや……

今日はD国の女の子とカフェでたくさん話したこと一緒にトンカツを作ったことを書きます!その前に今から言い訳します!前回の日記から時間が空いてしまったのは旅行に2回行っていた(G国とD国の首都)のとそれを日記に書き起こすのに何日もかかってしまったのと、日本の大学の中間レポートを書いていたのと公共WiFiを使って書いていたところ突然ページを追い出され文字が全部飛んで🤪アハな気分だったためです(言い訳のクリスマスパレード)。観光先で見た建物の名前や歴史的背景を調べていると気が遠くなりそうです。。。一旦G国旅行の下書きは熟成させ、下書きすらないD国首都の旅行は投げ出し、他の下書きから書いていくことにしました!(まぁこの下書きもだいぶ眠っていたのだけど、、、)

 

現在通っている大学には、日本人留学生と日本語専攻のD国の学生を繋げてくれるプログラムがあります!私とDちゃん(D国なのでDちゃんという安直な考え)はそのプログラムのバディです!先生がバディを設定し、残りの関係構築は生徒の自由というとても自由度の高いプログラム…後から聞いた話ですが、他のバディペアはパブでゲームをしたりパーティに参加したりしているようです。Dちゃんと私はまずカフェで会うことに決めました。しかし、初めましてがカフェでの対面ではお互いに緊張してしまうということで、前日にZoomで会話をすることになりました。30分くらいになるだろうと見積もっていたのに、気がついたら1時間も盛り上がっていました!!話してみるとDちゃんもぽて子もどちらかというと真面目で大人数を好まないタイプだったので、気が合ったのかもしれません^^

 

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ここからは覚えている盛り上がった内容を記録していきます。言語は英語・日本語・ごく稀にD語(5単語くらい。本当に塩ひとつまみくらい。)です。事前のZoomにて、日本の言語だけでなくD国との違いなどでも盛り上がったので、ぽて子は入国してからこれまで気になっていたD国の謎に迫ることにしました。

 

交通機関のこと

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まずは、「今日はバスで来たんだ〜」という話から、入国直後から気になっていたことを聞きました!D国のバスや電車のチケット数種類の方法で購入することができるのですが、どの購入方法を取ってもズルをして無賃乗車をすることが可能なのでズルをする人がいないのか気になっていました。具体的には、改札がない(ICカードをスキャンする機械はあるがゲートはない)のでICカードやチケットを持っていようがいまいが乗車可能であり、尚且つ車掌さんがチケットを確認することは稀なので、たとえズルをしたとしても見つかることはほぼ無いような状態です。ぽて子はチキンなので毎回支払っていますが、UK国の友人は1回目以外支払っていないといつか言っていました、、、

Dちゃんは「人によるけれど、ほとんどの人が支払っているのではないか」と言っていました。無賃乗車中に車掌さんに確認をされると、高額の罰金を課せられるそうです。1回の罰金がかなり高額(1万円強って言ってた気がする)なので、リスクを犯さない人が多いのではないか、とのことでした。調べてみたところ、罰金は約13000円、約2900円で罰金取り消しを要求することができるようです(14日以内に訴えないと追加で約1800円の支払いが課される)。2ゾーン有効時間2時間で約400円弱であることを考えると、おとなしくチケットを買う方が財布にも心にも優しそうですね。最近罰金額が上がったとDちゃんが言っていました。無賃乗車が問題になったのでしょうかね??

余談ですが、一昔前はパンチカード(10箇所くらい穴を開けるところがあり、乗るたびに穴を開ける)を使っていたらしいです。D国も日本も紙に穴を開けることで切符の有効・無効を判断するという同じ手段を用いてるのは面白いなーと思いながら(穴でなくても紙の端を燃やすとか焦がすとか色を付けるでも他の方法をとっても良かったのでは??)調べてみると、日本の切符はイギリスの方法を輸入したものみたいですね。まあ、そりゃそうかという感じです。

 

参考:デンマーク3つの交通手段(電車・バス・メトロ)の利用方法。お得なチケットは? - せかいじゅうライフ-海外移住をもっと身近に世界で暮らす情報メディア-

Ticket Fine in Denmark

 

D語の文法

少しだけD語の練習をしたことも話しました。英語を覚えたての小学生のようにD語で自己紹介をすると「ゆっくりなら伝わると思う!」と言われ、ご機嫌です。褒められてご機嫌なぽて子は別のフレーズも学びたくなり、「私は〜が好き」の言い方を教えてもらいました!「デンマークが好き(I like Denmark)」と言いたい時は「Jeg kan godt lide Danmark」と言い、「歌うことが好き(I like to sing)」と言いたい時は「Jeg kan godt lide at Synge」と言うそうです。D語の難しいところは、発音が英語と異なっているところです… Jegと書いてあるとジェグと読みたくなりますが、実際はヤイと発音します。「Jeg kan godt lide Danmark」の発音は「Yai kan got lee Danmark」になるらしいです。Jの発音はYになり、単語の途中にあるG(とDも?)は発音しないD語…。ぽて子が最初に覚えたD語は「Tog(=電車)」なのですが、それをDちゃんに「トグ最初に覚えた」と言うと、「トーね」と言われ、この2ヶ月間のD語が崩れていく音が聞こえました。でも諦めるのはまだ早い…「発音は難しいけど、もしかして英語と文法は似てる??せめて文法はシンプルだったりしない??」と聞くと、D語には複数形が4つ以上あると言われました。そもそも複数形が存在しない国、日本出身のぽて子の心はもう帰国の準備バッチリです。ちなみにパターンは無いようです^^

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D人の英語力について

D国はD語が全く話せないぽて子でも快適に過ごせるほど、英語リテラシーの高い国です。迷子になっても買い物中でもほとんどの人が英語で対応してくださります。2回ほどグーグル翻訳を使ったことがありますが、特に同年代の人はネイティブ並みの英語力で、ほとんどD語訛りも聞こえません。DちゃんになぜD人は英語がそんなに上手なのか、どんな授業なのかと聞いてみると、「国が小さくて、(映画やゲームなどが)いつもD語訳付の商品があるとは限らないからかもしれない。調べ物も英語の方が情報が多いし」と言われました。(D国の面積は日本の約1/9ほどのサイズ)授業に関しては話すことに重点を置いていた気がすると言っていました。「文法のミスを恐れて何も言わないよりも、変な文法でも何かを言うことが大事」と教わったそうです。Dちゃんが「間違いから学ぶのだから、何も発言しないのは学ばないのと同じ」と言っていたのが印象的でした。実際に大学でも小規模なクラスでは3スライドに一度くらい「質問はある?」と聞かれます。また、初めの授業で先生が「このクラスにはバカな質問はないから、好きなだけ聞け」と言っていたのを覚えています。ぽて子はその言葉を信じてメールで質問を投げました、、、しっかり授業で取り上げてもらえたので嬉しかったです。

 

ゴミの分別リサイクル

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D国ではペットボトルの商品は少し値段が高く設定されており、ボトルをリサイクルに持っていくとお金が返金される仕組みになっています。専用のマシンにそのままのボトルを入れると、金額の書かれたレシートのような紙をもらるので、それをレジで見せて利用します。このリサイクルを促進させる仕組みに感動したと伝えると日本のリサイクルやゴミの分別はどうなのか聞かれました。日本では各家庭がラベルとキャップと本体を分別する(地域差あり)と伝えると驚いていました。ちなみにD国の分別(今住んでいる地域の分別)は、「紙」「ビン・ボトル・ガラス」「生ゴミ・小さいゴミ」の3つなので、燃えるゴミ・燃えないゴミ・紙・プラスチック・缶・ビン・・・と細かく分類されている日本のゴミの分別にも驚いていました。

 

他にもD語にも方言があること(意外とお互いに伝わらないらしい)やD国で観光すべきところなども教えてもらい、あっという間に2時間が過ぎました。

 

別日。

トンカツ

この日はDちゃんを家に招いて、一緒にトンカツを作りました!以前Dちゃんがトンカツが好きと言っていたので、とびっきり美味しいトンカツを食べさせてあげようと、練習するぽて子、失敗するぽて子、黒い物体を持ち上げるぽて子…この日の為にぽて子はレシピを探し出し、連続でトンカツを食べましたよ😇

 

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当日はDちゃんも料理が好きということでスムーズに調理できました!!熟年夫婦のような連携をとりながら着々と衣をつけ、揚げました。

 

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レシピには「きつね色になるまであげましょう」と書いてあったのですが、きつねの色って黄色から黒までたくさんあるよね〜と話しながら揚げました!Dちゃんはきつねと聞くとズートピアに出てくるニック🦊のような色が一番に浮かぶそうです。

 

この日も色々なことを話しました!

 

慣用句

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一番盛り上がったのは慣用句の話です。先日ベルリンの壁を訪れたのですが、そこで「壁を破る」という同じ表現でも、異なった意図を持って使われる(英語では人間関係が親密になること、日本語では記録を破ること)ことに気がついたという話から慣用句の話になりました。「鼻が高い」という表現はD語にもあるそうです。「顔が広い」という表現がDちゃんにはツボだったようです。きっと上の絵のような想像をしていたのでしょうね、大爆笑していました。反対に私にとってツボだったのは「全部親指」という表現です。不器用な人のことを指すらしいのですが、想像したら面白くて10分くらい笑ってしまいました。

 

ゴミ箱

Dちゃんに「ゴミ袋はどこ」と聞かれ、フックに引っ掛けているゴミ袋を指さすと少し不思議そうな顔をされました。「ゴミ袋設置するところなかったの?」聞かれ、「設置…する…ところ???」と聞き返すと、シンク下の扉と共に新しい世界が開かれました。

 

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シンクの下にある扉を開けると右のような銀の何かが設置されているのですが、(ぽて子は鍋を乾かすための置き場だとずっと思っていた)左のようにゴミ袋を被せて使うそうです。別の国に留学中の友人たちに聞いてみましたがついていないとのことだったので、D国特有なのでしょうか…???とりあえず便利なのでこの日以降快適に過ごしています!

 

そんなこんなで前日に仕込んでおいたサイドとチャーハンも盛り付け終わり、完成しました。2重の衣に2重揚げされたトンカツはサクサクでお店の味に劣らない美味しさでした。Dちゃんもとても喜んでくれたのでよかったです!

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最後に

Dちゃんと情報や文化の交換ができて楽しかったです!

1つだけ心配なのは、私の知っている日本の文化がDちゃんの日本のイメージに直結してしまう可能性があるので、しっかり自分の家庭・地域の文化と日本全体の文化を切り離して説明ができているかということです…。また、なんとなくで使っていた日本語について聞かれると答えにくい時もありますが(「鼻が高い」という表現は鼻が高くなっている本人が使っても良いのかと聞かれて少し考えさせられた)、良い機会なのでネットに頼りすぎず考えようと思います。今度はD国の料理を一緒に作る約束をしたので、また色々な話ができるのが楽しみです!