2021.10.05 🏫🤓

こんにちは

朝から野生のフライパンに遭遇したぽて子です。

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遂に!!念願のD国の学校に潜入することができました!留学もD国の学校教育を自分の目で見たいと思ったことから始まっていますし、ようやくという感じです。今日は、学校ツアーを見つけた経緯と実際のツアーで気付いたことをぱぱっと書きたいと思います〜!

 

準備

今月はイベント系の行事に参加していきたいなと思い、Facebookのグループを確認していました。すると近くのインターナショナルスクールが近々オープンハウス(親が学校の中を見て回ることができる日)をするという投稿を見つけたので、まずは電話をかけることにしました!流石に、子供がいないと入れてもらえないか…?と不安にはなりましたが、PCR検査を受けて、当日声をかけてくれて、長居しすぎなければ参加してもいいよ〜」と許可してもらえました!

ということで、昨日PCR検査を受けてきました〜!入国時に空港で受けて以来初のPCR検査です。検査結果等の管理用サイトに登録し、近所の会場に自転車をブイブイ言わせながら向かいました。D国ではPCR検査の予約が必要ないほどに状況が落ち着いてきています。会場には誰もいなかったので検査してくれる人と雑談をしながら和やかに手続きをし、綿棒を突き刺されました〜。鼻だと思い込んでいたので、鼻を突き出していたのですが、口だったようです。(ちょっと気まずかったです)国によって採取方法が違うのか…???いや、でも空港は鼻だったな…と考えているうちに終わりました。ちなみに完全無料でした。日本で出国前に受けた時は3万5千円もかかったのに…まあ医療制度も税金の割合も違いますしね…ぅぅ1ヶ月分のバイト代…ぁぁ未練たらたらだよ諭吉。どうしてそんなにすぐ私から去っていくの…

結果は15時間ほどで出ました。

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移動

学校の場所が遠かったので今日はバスで行くことにしました!これまでバスに乗る際はICカードやチケット(現金払い)を買ってバスを利用していたのですが、今日は残金が足りなかったのと手元に現金が無かったため、ICカードをチャージできる場所を聞きたくて近くにいたベトナム人のおばあちゃんに声をかけました。

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Rejsekort(ICカード

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バス内で購入できるチケットチケット

ICカードはオンラインでもチャージできるようなのですが、私はマイナンバーをまだ取得できていないのでオンラインチャージができません・・・。夜チャージしようとしてもできなかったので焦りました、、、

英語と日本語しか話せないので、Google翻訳を使って会話をしました。ベトナム語に訳すときが来るとは思いませんでした笑 おばあちゃんが一生懸命携帯のアプリを見せてくれて、アプリからチケットを購入する方法を教えてくれました。こっちの方がICカードより断然安いからと力説してくれました。

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アプリで購入

…A地点、B地点と書いている時に気がついたのですが、子供用で買っていますね…ごめんなさい。帰りは倍の値段だったので帰りはきちんと大人用を購入したのかと思います。行きと帰りで金額がこんなに変わるなんて不思議だな〜とは思いましたが、街の方が下り坂なので安いのかなと謎解釈を展開していました…。

おばあちゃんのおかげで無事チケットも買えたので、学校に着くことができました。

学校到着

学校に到着し、近くの先生に声をかけるとPCR検査の結果も特に確認されることなく迎え入れられました。さすが信頼で成り立っている国。ちょうど他のママさんの学校ツアーが始まるところだったらしく、一緒に回ってもいいよと言ってもらえました!嬉しい!!ということで、ママさん、先生、私の3人でのツアーが始まりました!

*インターナショナルなのでD国とGB国の教育方法が混合しており、純D国のスタイルという訳ではありません。正直どこまでがD国でどこからがGB国スタイルなのかぽて子には一切検討がつきません…初めて見るから仕方がないの。ヨーロッピアンスタイルということで^^また、さすがに子供や学校のプライバシーに関わるため、写真を撮ってもいい?なんて聞けなかったので記憶を頼りに絵で乗り切ります〜

駐車場・朝の見送り

f:id:ohnarcarsueita:20211006082430j:plainツアーが始まると、早速ママさんが送迎方法について質問していました。基本的にはドライブスルー形式でお見送りをするようです。道路に「kiss and drive」と書いてありました。ユニークな表現ですね〜。そういえばスクールバスを見かけていない気がします。移動時間が被らないだけでしょうか???調べてみると存在はするみたいですね!ローカルバスもスクールバスも同じ色(黄色)なので遠目で見分けがつかないだけで、もしかすると既にすれ違ったりしているのかもしれません。自転車での送り迎えもできるようです!

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学校理念

元々は高校だったところを2014年にインターナショナルスクールとして改装したそうです。3階建て+地下の建物なのですが、入り口から1番近いこのエリアは学年の小さい子がメインで使用し、学年の大きい子はより奥の教室を使うようです。ツアー後の感想ですが、方向音痴のぽて子はいつの間にか入り口に戻ってきていて訳がわかりませんでした笑 幼稚園〜中学校までを包括しているインターならではの発想だなと思いました。

この辺りでママさんが「自分の息子はよく動くからドアを勝手に行き来して外に出てしまわないか不安」ともらすと、先生が「生徒たちは早い段階で自分がやっていいこと・悪いこと、使っていいドア・許可のいるドアを学習するから大丈夫。使わないドアは基本的に鍵をかけていて、必要があれば鍵を借りにくる仕組み」と答えていました。「自立」がキーワードのようで、学年が上がるごとに学校内を自由に行き来できるなどの「自由」が増える代わりに自分で決めたという「責任」も増えると言っていました。小さい子でもドアの鍵を借り、自分の意思でドアを開けられる代わりに、鍵を無くさないようにするなどの責任を学べるなど、些細なことからも自立を促しているようですね。正確なフレーズは覚えていないのですが、先生の言っていた「やっていいことの中から選択することを覚える」という表現がストレートで好きです。当たり前のことではありますが、「海外=とても自由」という単純な方程式が少なからず脳内にあったのでハッとさせられました。

教室

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算数の教室

なんと!!授業中の様子も見せてもらえました。まさか授業風景まで見せてもらえるとは思わず興奮!!!D国では自由気ままに床に寝そべって勉強する子もいると聞いていたので、うわああ本当なんだ!!と感動しました。

黄色→生徒 赤→先生

です。人数が少ないなと思い、どれくらいの規模が通常なのか聞いてみると、基本的に17人でどんなに多くても24人(中学生)くらいだと教えてくれました。先生も3人と多かったのでこれも聞いてみると、基本的には1人で、たまにインターンの子がいたり、ヘルプが必要な子に先生がついたりするようです。算数の教室は幼稚園クラス(PYP)だったので、少人数でもそれくらいなのかなという感じですが、中学生でも20人前後の規模なのは驚きです。

また、絵を見ていただくとわかりやすいかと思いますが、机の向きもグループの大きさもバラバラなんですよね!もうこれは聞くしかない。なんで、机の向きがバラバラなの????その理由は、生徒に合わせて集中しやすい環境を整えているからだそうです。クラスを見渡してみると、1人で黙々と作業をしている子もいれば床で寝そべって友達と作業をしている子もいたりと様々でした。6人グループでおしゃべりしすぎてしまう子は4人グループや1人机になるなどの工夫をした結果絵のようになったらしいです。目からも耳からも鱗です… 記憶によみがえる一定間隔で並べられた机…

D語の学習

インターなので言語は基本的に英語ですが、学校外のD人とも仲良くなれるようにとD語の授業も必須のようです。中学生の子でD国の高校に進学したい子は学術的なハイレベルに、日常会話でも十分な子は普通レベルにと最終的には将来の道に応じて振り分けられるようです。この時印象的だったのは、先生が「生徒にはお店で質問がができるように・通り(street)で友達を作れるようにD語を学んでもらっている」と言っていたことです!先生からすればきっと知らない人に話しかけるのは日常的なことなのかもしれませんが、改めて言われるとフレンドリーな国なのだな〜と自然と笑みが溢れます。

その後もさまざまなクラスを案内いただき、音楽室や体育館、美術室、図工室などを見せてもらいました。

他にも気になったこと

ここからは、「おっ、これD国・GB国特有なのでは?」というものをサラッと書いていきます。

【エントリーナンバー①】地下にコートやブーツを置く部屋がある!D国の冬は靴がドロドロになるらしく、上の階の廊下が泥まみれになって子どもたちが滑って怪我をしないようにと作られたそうです。室内履きがあるところに親近感が湧きます!

【エントリーナンバー②】9:30ー10:15におやつタイムがある!逆に15時にはおやつタイムないらしい。

【エントリーナンバー③】バディー制度がある!学年の大きな子が小さな子とペアになって週2で関わる時間があるようです。これは日本の中高一貫校にもあるのでしょうか…?ぽて子の通っていた幼稚園にはバディ制度みたいなのがあったような気がします。

【エントリーナンバー④】散歩やfield tripが多い!よっぽどの天候、嵐でもない限りほぼ毎日外に出かけるそうです。小中学生の散歩全然どんな感じか想像つかないんですけど…????

【エントリーナンバー⑤】学校で習い事ができる!アフタースクールの時間にクリケットやピアノなどの先生が学校に来て教えてくれるそう。もちろんこれは強制ではなく、別の遊びがしたい子、勉強がしたい子は習い事に参加しなくてもいいそうです。ママさんパパさん方は朝学校に子供を連れていけば、迎えに行くころには学校の授業も習い事も終わった状態になるらしい。

などなど、いろいろなところで違いを見つけることができました。無事ツアーが終わり、始めに先生方に声をかけた辺りで少しだけおしゃべりをしました。一緒にいたママさんが申し込み方法を聞き終わると、1人の先生が「どうだった?」と尋ねてくれました。全然違ってここが面白かった〜と興奮気味に伝えると、名刺をくれて「もっと上の学年の教室も見たかったらメールちょうだいね」と言ってくれました。どこまでも心広い。絶対行く。一緒に回ってくれたママさんのお子さんが幼稚園に入学する学年だったため、今回のツアーは幼稚園・小学生メインでした。私の関心も幼児教育なのでラッキ〜だなと思っていたのですが、来てもいいよと言ってもらえたのに行かない訳がないじゃないですか!!もちろんメールしました。

 

今回、その辺の怪しい留学生(口頭で伝えただけで本当は留学生じゃないかもしれないのに…)にママパパ用のツアーに参加させてくれた学校に感謝しています。授業風景まで見れると思わなかったから本当に嬉しい。

最後の方、文章続きで寂しいので自転車大国D国の自転車置き場の写真をとりあえず貼っておきます。

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ぽて子